いつものスーパーでは、たまに何種類かの魚を氷に丸ごとのせて販売している。今日は、小ぶりなクロソイ、養殖の鯛、そしてホウボウだった。特にホウボウがまるまるとして新鮮そうだし安く売っている。
ホウボウをどうやって食べれば美味しいか、お店の人に聞いてみた。
目次
夕食
ホウボウの煮つけ中華風
お店の人のお勧めは、煮付け。ホウボウを三枚におろしてくれると言うが・・・、丸ごとでお願いします。
○ホウボウ・ショウガ・青ネギ・昆布・醤油・ラカント・出汁の素・片栗粉・白ネギ・三つ葉・輪切り唐辛子・ゴマ油
大鍋の水に、昆布をつけておく。30分ほどしたら火をつける。
スライスしたショウガ、ネギの青いところ、醤油、ラカント、出汁の素を加える。
沸騰したらホウボウを入れて、酒を振りかける。
10分、強火で煮たら火を止める。
食べる時に再度温め、水溶き片栗粉でとろみをつける。
皿に盛り付け、白髪ネギと三つ葉、輪切りの唐辛子をのせる。
最後に、熱したゴマ油をジュッと回しかけて。
ホウボウの身が厚くしっかりしているので、ゴマ油とネギと甘辛い煮付け味がピッタリ。
魚だけで食べ応えがすごい一品。日本酒を用意だね。
豚肉と野菜蒸し
もう一品はあっさりした肉と野菜の料理に。
○豚肉・白菜・ニンジン・シイタケ・モヤシ・水菜
○ポン酢・ゆず胡椒
食べやすく切った野菜をフライパンに敷き、豚肉をのせて蓋をする。
火にかけて10分で出来上がり。
簡単だけど、フライパンに敷く順番は大事かも。本日はこの順番で。
1 白菜の白い部分
2 ニンジン千切り
3 シイタケ
4 モヤシ
5 水菜
6 豚肉
蒸し焼きにして、下味も出汁も使わない。だけど、野菜と豚肉の旨みで十分。
ポン酢で旨い。味変で、ゆず胡椒もいい。
昼食
ハムトーストとイチジクりんごトーストのランチ
ハムトースト
○低糖質デニッシュ食パン(低糖工房)・豚もも肉のハム・バター・辛子・パセリ
冷凍保存のデニッシュ食パンを解凍してバターを塗る。
ちぎった「ももハム」をのせ、トースターで焼く。
イチジクりんごのトースト
○低糖質デニッシュ食パン(低糖工房)・バター・煮りんご・イチジク
常備している手作り煮リンゴ(ラカント・レモン入り)と、切ったイチジクを使う。
バターを塗ったパンに、煮リンゴとイチジクを交互に並べる。
トースターで2~3分焼く。
ハムトーストのバターに辛子の組み合わせは大好きな味。
イチジクと煮リンゴは、食感が全く違うのが楽しい。甘酸っぱくなり、旨い。
夕べの芋のこ汁とサラダでランチに。
ひとこと ホウボウの調理方法を聞いてみた
スーパーで、でっかいホウボウが丸ごと売っているのはあまり見かけない。パックの切り身も、見たことがなかった。翼みたいに広がる長いヒレが特徴的な魚。
私にとってホウボウといえば、漫画「おせん」で、主人公のおせんさんが仕入れの見事なホウボウを喜び、チュウ!した魚である。著:きくち正太さん。(ファンです)
さて、スーパーでは、ホウボウを下処理してくれると言うので頼んだ。その際、煮付けがお勧めと書いてあったので、どうやって煮るか店員さんに聞いてみた。
三枚におろすと良いですよ、とのこと。でもそれは小さくなってなんだかもったいない。
丸ごとはどうかを聞いてみたら、「ホウボウが入る大きい鍋があるなら」という返事。
あります。
ざる蕎麦をゆでるために買ってある大鍋。あれだ。
確かにこのホウボウはでかい。
家に帰り、さっそく大鍋に入れてみた。ホウボウは少しだけ曲がる。
でもそれで良い。うちの大皿も結構大きいが、真っ直ぐじゃあ入らないし。
10分ほど強火で煮たら皿に盛り付け、白髪ネギと三つ葉をのっけて、熱したゴマ油をジュッジュッとかけた。良い香り。
熱した油をかけたのは、漫画「美味しんぼ」の単行本の表紙にもなっている「魚の姿蒸し」の影響かな。
ホウボウの身がとても肉厚でしっかりしていて薄味の煮付けになったので、ちょっとパンチがほしいと思い、試してみたのだ。
中華風の香りに変わった。白髪ネギが合う。
グルメ漫画が私の料理の根底にあると改めて実感。
中華風の煮魚。面白い味。美味しかった。